2011年09月08日

節電15%雑感

 未曽有の大震災とそれに伴う原子力発電所の運転停止によって電力供給不足が懸念されることから,電力各社から節電の呼びかけがあったことは皆さんも記憶されていると思います.私の勤務地,居住地に電力を供給している関西電力も原子力発電所の稼働率の低下により,一般家庭,事業所などに15%の節電要望がありました.もとより,電気はタダではないので無駄な電気を使わないよう日頃から節電に努めてはいましたが,前年比15%減が可能か挑戦してみました(笑).結果は7月が約16%減,8月は約26%減で無事目標達成しました.

 ところで効率的に節電するためには,何でもかんでも節電というような精神論(それこそ,大東亜戦争のときのB29を竹やりで落とせ,笑)ではなく,使用を控えれば効果がある対象を見極めることが重要です.いわゆるQC7つ道具のパレート図のABC分析の応用です.幸い関西電力には電気ご使用量のお知らせ照会サービス「はぴeみる電」があり,申し込むと1日単位の電力消費量がWebからグラフと数値で確認できます.こうすると消費量の多い日には何をしたかを考えれば,どの電化製品を対象として節電すればよいかが洗い出せます.孫子の兵法の「知彼知己者百戦不殆(彼を知り己を知れば百戦して殆うからず)」ですな.

 また同サービスでは検針日以降の電力消費量の積算値も表示してくれますので,目標の15%減の値まで,どの程度余裕があるかも確認できます.やりっ放しでなく,日々効果の確認を行い,以降の方法の見直し,いわゆるPDCAサイクルの確立(大袈裟ですが,笑)も重要です.

 これは,節電だけでなく,例えば資格試験の勉強なども同じプロセスだと思います.まず勉強を始めるところで現状を確認して,弱点をつぶすか,得意なところを伸ばすかを決め,勉強して模擬問題を解いて確認し,勉強法を必要があれば見直すの繰り返しになります.

 最後にもう一つだけ付け加えれば,今回の節電で抜けていた重要なことがあります.それは目標達成の「ご褒美(インセンティブ)」です.資格試験であれば合格というご褒美がありますが,今回の節電の場合は,幾ばくかの支出減のメリット以外はほとんどありません.例えば,電力各会社が「節電15%減達成の家」の公式ステッカでも配布すると公表していればもっと協力する家庭や事業所が増えたかもしれません.

 なお,職場では達成されたのかどうかは,何の途中経過のフィードバックも結果報告も現時点ではありませんので不明です.きっと未来永劫,報告はないような気がします(笑)
posted by A. Y. at 22:26| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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